昭和なアニキが語る定番服と赤星の名店「アニ散歩」
まるよし

公開日:2018/02/26 <35本目>

赤羽に蘇った、あの名酒場とは?

なぜ赤羽は俺を夢中にさせるのだろう。駅に着くだけですでに酔っているかのような強烈な酒場グルーブを感じAKBNと口ずさんでしまう。昨年の3月にFORZA STYLEの「アニ散歩」で紹介した名酒場「まるよし」は建て直しのため休業し、同じ場所に蘇った。俺はあの時、赤星探偵団で新店舗を訪れると誓い、その約束を果たすためにココにいる。

足元はもちろんレッドウィングのベックマンだ。赤羽で呑む時はこいつじゃなきゃシックリこない。

サウナの文字が無くなった赤羽の女神が、今日も「飲み過ぎないでね」と俺に微笑む。

これは1年前の思い出ビフォアー。もちろんこの時も足元はレッドウィングだ。

昭和の名酒場が絶滅していく中で嬉しい復活がめでたい。

でもってこちらがビフォアー。店内はどうなっているのか?

めちゃくちゃ綺麗になってるじゃないか!コの字カウンターの位置はほぼ昔のままでホッとする。

一年前が懐かしいが、味は変わっていないのだろうか?

昔を思い出しながら、こいつを注ぐ昼下がり。

ウマすぎる!赤羽で呑む「赤星」は何かが違う。

そう言えば、カウンターの後ろのテーブル席は座敷だった。なんか同窓会みたいな気分になってきたぞ。

140円から値段別に分類された手書きメニューは健在だ。相変わらず安すぎる。

まずは350円の煮込みを一口。おっ昔のままだ。ずっと好きだったんだ!やっぱりこの味なんだよなあ〜

ふと足元を見ると、なんとこの足置きの木は旧店舗のものらしい。なんかグッとくる瞬間。

名物のキャベ玉350円は半分ソースをかけていただく。シンプルイズベストっしょ?これが妙にウマい!

昔は昔。今は今。綺麗になってもあの頃と同じ味ってのが落ち着く。

招き猫のポジションもほぼ一緒。

1年前はこんな感じ。久しぶりに会えて嬉しいぞ。

やっぱ玉ねぎフライ160円!これだ!これ!こいつが食べたくて1年が過ぎた。

気絶の向こう側で再開昇天!マジでウマすぎるぞ。

このまるごとの分厚さが「まるよし」なのだ。カリカリでホクホクがたまらないあ。

もつ焼きも忘れてはいけない。カシラの塩からいくべし。衝撃の一本90円!

さらにテッポウとシロのタレ180円でモツ気絶!

暖簾をしまった空間で「赤星」を呑めるラグジュアリーな時が過ぎていく。

営業時間前なのに店内の俺を見て常連が入ってこようとする中、最後に串かつ210円でフィニッシュ。撮影取材で一足先に一杯やっている申し訳ない気持ちがありながらも・・・・・・。

ガブリと強烈にウマい!ウマすぎる!カリカリ衣の揚がりっぷりは「まるよし」マジックとしか言いようがない。

最後にもう一杯だけ。セクシーな色の赤羽モヒートが俺の心を癒す。再び「まるよし」に会えてよかった。

自ら厨房に立つ大場社長は三代目まるよしだ。65年前に初代が赤羽で創業し、その後もつ焼きが人気となり二代目の時にキャベ玉と玉ねぎフライが誕生した。初代の時代からサッポロビール一筋で伝統のメニューは引き継がれてきたのだ。リニューアルしても味と精神は昔のままで常連に愛されている。

赤羽の乾いた風が吹き抜ける。さてと・・・・・・ここは赤羽。「赤星」を求めブラブラとはしご酒散歩でもするかな。

レッドウィングのベックマン・ブーツ。古き良き時代の製法でセミドレススタイルのヒールが大人のレッドウィングとして今履きたい一足。FORZA STYLEの企画で履き込み絶妙にエイジングされた相棒。

Text:Eiji Katano
Photo:Shinpei Suzuki

店舗情報

まるよし

[住所] 東京都北区赤羽1-2-4

[TEL] 03-3901-8859

[URL] https://tabelog.com/tokyo/A1323/A132305/13026666/

[営業時間]

月〜金  15:00〜22:00
土 14:00〜22:00
定休日 日曜・祝日

【プロフィール】

プロフィール
片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない49歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島。

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U.S.NAVYのステンカラーコートと「大衆酒場 増やま」の紅しょうがのかき揚げ

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ガンジーセーターと「まるや 恵比寿横丁店」の 味噌ダレのやきとん

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ハッピージャケットと「かとりや」のシロタレ

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難波「酒肴 哲」路地裏で出合った至高のおでん

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新宿「思い出横丁」には、素通りできない名店がある

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梅田「銀座屋」カオスな地下街に潜む赤星の“聖地”

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お大師様の裏手で唸る、絶品水炊きチャンコ鍋

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上板橋の下町的な雰囲気に、杯と箸が止まらない

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赤羽「立ち飲み いこい」せんべろの洗礼

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佐島に揚がる旬の魚介に、野毛再訪を決意した夜

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浅草「飯田屋」で36歳の“どぜうデビュー”

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File No.9

  
最後は自分で……混ぜて完成させるポテサラ

酒のつまみは数あれど、とりわけポテトサラダをこよなく愛すマッキー牧・・・

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猛暑の昼下がり、「魅惑の地下街」でひと休み

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変わりゆく歌舞伎町の、変わらない赤提灯

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File No.22

  
にぎやかで穏やかな下町に見つけた「鮎の里」

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File No.7

  
中野「らんまん」旬の肴で春を愛でた夜

あのお店はなぜ時代を超えて愛されるの? お客さんが笑顔で出てくるのは・・・

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File No.21

  
「大井町」は呑兵衛の期待を裏切らない。

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File No.20

  
蕎麦前から締めまで、流れる時間に、文句なし。

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東京の東の果てに、もつ焼きの名店がある。

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File No.6

  
神田まつや、江戸前の老舗で愉しむ“蕎麦前”の味

なぜアノお店は時代を超えて愛されるの? お客さんが笑顔で出てくるのは・・・

ポテサラ酒場

File No.8

  
白と赤のコントラストが美しい異色のポテサラ

酒のつまみは数あれど、とりわけポテトサラダをこよなく愛すマッキー牧・・・

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File No.18

  
競輪で惨敗しても、大宮にはこの店がある。

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File No.17

  
私が新宿の名酒場を遠巻きにしてきたワケ

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File No.7

  
ジャガイモとサツマイモを使った“二刀流”ポテサラ

酒のつまみは数あれど、とりわけポテトサラダをこよなく愛すマッキー牧・・・

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File No.16

  
幡ヶ谷のクジラに時のうつろいを思う夜

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京浜東北線には、素通りできない駅がある。

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老舗の「風情」に浸りながら肉を炙った夜

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下町エリアのやきとんは、ココを抜きには語れない

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File No.6

  
「育ちのいいラッパー」がいる一家団欒ポテサラ

酒のつまみは数あれど、とりわけポテトサラダをこよなく愛すマッキー牧・・・

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東京の東側、錦糸町には“ヤバい”店が潜んでいる

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新橋は烏森口、こんな店を知らずに来たなんて…

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File No.5

  
いもに秘密あり!インスタジェニックなポテサラ

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田端駅北口、驚異の「魚河岸料理」に痺れた夜

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File No.5

  
自由が丘「金田」で今宵、“酒学校”の生徒になる

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浅草六区、往時の賑わいを物語る“IRIBUTA”の味

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浅草・観音裏のカウンターで感動的な「雪辱戦」

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パクチーとナンプラー香るオリエンタルなポテサラ

酒のつまみは数あれど、とりわけポテトサラダをこよなく愛すマッキー牧・・・

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File No.4

  
浅草「大多福」出汁の香りに包まれる”口福”な時間

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「大人の街」赤坂で思い出す、あの頃の匂い

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食感と味に仕掛けあり!食べ飽きないポテサラ

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料亭街の「大衆酒場」で店主の心意気に降参寸前

はなはだ唐突ではございますが、向島というのは、縁遠い街でございます・・・

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森下「山利喜」は和洋ハイブリットの煮込みで決まり

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ポテサラ酒場

File No.2

  
親父の「旨い!」がヒントになった名物ポテサラ

酒のつまみは数あれど、とりわけポテトサラダをこよなく愛すマッキー牧・・・

100軒マラソン

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神田の老舗、これぞ由緒正しき「東京酒場」

昔から、酒場へ行くときは、下から目線です。そう、上から目線の反対。・・・

団長が行く

File No.2

  
赤羽「まるます家」は朝から“晩酌”ほろ酔い天国

なぜアノ居酒屋は時代を超えて愛されるの? お客さんが笑顔で出てくるの・・・

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京王線中河原「ご近所酒場」はまだ宵の口

自宅の近くに行きつけの酒場をもつのは、飲兵衛にとってはとても大事な・・・

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新宿「思い出横丁」で噛みしめるコブクロの味

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コクが際立つ絶妙の味付け 渋谷「松濤はろう」

酒のつまみは数あれど、とりわけポテトサラダをこよなく愛すマッキー牧・・・

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路地に吹く夕風は「煮込み」の薫りを纏っていた

瓶ビールをよく飲むし、私の行く店には昔ながらのラガービールが置いて・・・

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吉祥寺「いせや」では煙までもが“アテ”になる

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やきとん界「西の横綱」は今日も進化が止まらない

この店のビールはなぜ「赤星」なのか・・・。ある日、なじみの飲み屋で・・・

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